考え方

子育てはSEO対策より難しい件。

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僕には2人の子どもがいます。

3歳の長男と1歳の長女です。

一応自分なりに教育方針みたいなのがありまして
常に妻とはどういう風に接するべきかというのは話し合っています。

僕はお酒を飲みながら
妻はハーゲンダッツやポテチを食べながら
毎晩のように話し合い、今日あったことなどを聞いてたりしています。

その二人の時間が楽しかったりします。

そしてその時間が楽しいので
僕は刻一刻と肝臓を傷め、妻はどんどん大きくなってきています。

長男は

  • 広い考え方を持ってほしい
  • 自分で色々興味をもってチャレンジするような男になってほしい
  • 優しい男になってほしい
  • 冗談が通じてユーモアあふれる男になってほしい
  • 女性にもてる男になってほしい
  • 仕事は何でもいいが、しょーもない男にはならないでほしい

長女は

  • 規則をしっかりと守り、律儀な女性になってほしい
  • 空気を読めたり、将来の旦那様を献身的に支えるような女性になってほしい
  • ユーモアが通じる女性になってほしい

みたいな感じで、僕の中ではテーマは決まっており

長男は「おもしろく皆を引っ張っていくようなリーダーに」
長女は「献身的に旦那を支える古風な女性に」
みたいな感じがあり、名前もそのような期待も込めてつけていたりします。

そのような願いがあるもので
長男には「絶対女の子を叩いたらアカンで。どんなに女の子が悪いことしても女の子は叩いたらアカン」
という教育をしています。

ちなみに僕自身もそのように教育されており、冗談交じりでも、例えばツッコミを入れる時なども含めて女性を
叩くということはせず、基本的に女性と環境に優しい男子でございます。

そんな中
この前長男と長女がケンカをしており

かなり長男の方がイライラしていて、そこに長女が近づいて無理矢理おもちゃを取ろうとしたので
長男の方も、かなり自分の中で葛藤し、すごく迷った挙句

チョコン

っと長女を押したのです。

僕はその様子を初めから見ていたのですが

3歳であれば感情に任せて、ドン!!と強く押しても仕方ないと思っていたのですが

すごく申し訳ない程度に

チョコンって押したところが「長男ラブ!」になったわけです。

それで長女の方は「女の子の妹です!」全開の性格なので

ちょこんと押されて尻もちをついただけなのに

ギャン泣きして、僕のところに抱っこを求めてきたんです。

これについては
まぁ長女も悪いし、「チョコン」っていう手加減をする時点で「女の子に手を出してはいけない」ということを理解していることでもあるので、長男を怒らなかったわけです。

ですが・・・・

長男の機嫌が治った時に長男は僕に聞いてきたんです。

「なんで、パパは、とっちゃんが女の子を押したのに、とっちゃんのこと怒らへんかったん?」
※とっちゃんは長男のニックネーム

これは今までで一番難しい「なんで?」攻撃でした。

今は3歳なので常に「なんで?」と言っているのですが

一番難しい質問でした。

「手加減して押したから怒れへんかった」
⇒手加減すれば押してもいいんだ

「長女が悪かったから」
⇒相手が悪ければ女性でも叩いていいんだ

「我慢した挙句チョコンって押したから」
⇒チョコンくらいならいいんだ。

その質問された10秒くらいで色々考えてみたんですが
どうしてもいい答えが浮かばず、何も言うことができず

「パパは怒ってたよ。だから女の子は押したらアカンで」
ということしかできなかったのです。

月一回ペースでセミナーをしているもので、質疑応答にはかなり慣れているので
どんなに難しい質問にもとっさに答える自信はあるのですが

最近で唯一答えることができなかった質問でした。

子育てはSEO対策よりも、セミナーの質疑応答よりも

難しい。。。。